アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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キューシュが初戦を制す W-CUP DH レイクルイーズ

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東京も朝晩は少し寒くなってきました。日本海側や北海道には雪の便りが届いているようですね。

ヨーロッパは未だに暖冬で雪不足のようですが、ワールドカップDH開幕戦は無事、カナダのレイクルイーズで行われ、昨季のDH王者、ディディエ・キューシュがDH通算10勝目をあげました。37歳のおじさん、今季も健在です。

写真は先月のセルデン2本目ゴールでのキューシュ。このときはコースアウトして渋い顔ですが、レイクルイーズの表彰台では同僚の新鋭、ベアト・フウツを従えて笑顔の写真が海外のサイトに載っていました。

3位は2007-08シーズンのSGチャンピオン、ハンネス・ライヘルト。45番スタートからの快走でした。1,2位こそスイスに奪われたものの、オーストリアは10位以内に5人をおくりこみアルペン王国の健在ぶりを示しました。

明日はSG。ライヘルトは20番スタート、キューシュは19番スタートです。

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同日、女子もアメリカのアスペンでGS第2戦が行われ、こちらも昨季のGSクイーン、ビクトリア・レーベンスブルグが4勝目をあげました。写真はセルデンで2位の表彰台。

日本からは星瑞枝と花岡萌が出場しましたが、それぞれ43位(+4.61)と46位(+7.81)で2本目に進めませんでした。

女子W-CUPは明日SL。星は39番、清澤恵美子は41番スタートです。

そしてもう1レース、アメリカのラブランドではノースアメリカップSLが行われ、湯浅直樹が12位、大越龍之介が29位、佐々木明が30位でした。優勝はアメリカのウィル・ブランデンバーグ、2位はマルセル・ヒルシャーでした。

こちらも明日、もう一戦SLが行われます。

マリオ・マットやヘルブスト、カナダのクジノーやスペンス、フランスのグランジェ、ミシリエやパンチュローも出場しているのでミニワールドカップの様相のラブランドでのレース、明日も注目です。

そしてみなさんお待ちかねの、ワールドカップ男子SL開幕戦は来月11日のフランス・バルディゼールなのですが、ヨーロッパの暖冬で開催が危ういです。

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写真は昨日のバルディゼールライブカメラです。

写真中央がレースコース。雪を運んできてなんとか努力しているようですが、このままでは開催は難しいのではないかと思われます。

 

あと2週間、バルディゼールが冷え込んでくれることを祈ります!

 

追記:J Sportsでは今晩10時30分からレイクルイーズDHの放送があります。後日、再放送もありです。