アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ティナ・マゼ復活のノロシ W-CUPレビSL

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今朝のホテル前の気温計はマイナス11℃。女子SL開幕戦はかじかんだ手を振りながらの撮影となりました。

天気もどんよりと今にも雪が降り出しそうな曇天。薄暗さがさらに寒さを増長してくれました。

1本目ラップを奪ったのは13番スタートのティナ・マゼ。昨季のSL種目別女王ミカエラ・シフリンは1.71秒遅れの14位と思わぬ出遅れとなりました。

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滑りの写真はGiovani撮影です。

2本目は小雪舞うなか、そのままマゼが逃げ切り、表彰台は昨年のレビ以来、SL優勝は2012-13シーズンのオフターシュワング以来の4勝目となりました。

昨シーズンはDHでの1勝のみに終わった2012-13シーズンの総合女王が今季初戦で復活のノロシを挙げたといったところでしょう。

シフリンは11位に終わり、思わぬ順位のSL開幕戦となったことでしょう。先月のセルデンGSで同タイム優勝しているだけに、この順位は予想だにできませんでした。

セルデンのテッド同様、2月にビーバークリーク世界選手権を控えるアメリカチームとしてはちょっと心配な出だしとなってしまいました。

今年も副賞はトナカイ。お名前はビクトー。勝利のビクトリーにちなんでティナが命名しました。

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ティナを呼んでもなかなかこっちを向いてくれなかったので、カメラマンはそれならばと「ビクトー!」と呼んでふざけてました笑。

さて、明日は男子SL開幕戦です。今日よりは気温は上がるもののマイナス5℃くらいの予報で、好条件のレースが期待できそうです!