アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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今週末はアスペン、レイクルイーズでW-CUP 長谷川絵美2本目に進めず

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明日からはもう師走ですね。

時の経つのは早いものです。1歳のときに感じる1年の長さを1とすると、年齢分の1づつ時の感覚が短くなっていくそうで。(これは前にもこのブログに書きましたね)

10月末のセルデン、今月中旬のレビと技術系種目は男女とも開幕しましたが、昨日はカナダ・レイクルイーズで男子高速系、ダウンヒルが開幕しました。

2014-15男子ダウンヒル開幕戦の勝者はケティル・ヤンスル。

アキレス腱断裂で今季絶望の僚友、スビンダルの大きな穴をうめた形となり、レビのクリストファーセンに続いて「ノルウェーの連勝」で高速系の幕があけました。

現地はマイナス20℃もあったそうで(毎年寒い・・・)、イビッツァ・コステリッチは鼻下から口元まで凍傷で真っ赤に腫れた自分の写真をfacebookにアップしていました。(彼は30位)

最高時速130kmで約2分間肌を露出しているからそうなるですが、やっぱりマイナス20℃での高速系種目はフェイスガードが必要ですね。

一方、女子はアメリカのアスペンでGS第2戦が行われ、セルデンで3位表彰台に上がったオーストリアのエバ・マリア・ブレムがワールドカップ初優勝を遂げました。おめでとうございます!!

夜中にインターネットTVで、ナマより「数秒遅れ」の映像を見ていましたが、5番スタートの1本目の滑りはほぼノーミスと言えるほど圧巻で、2位のフェデリカ・ブリニョーネに1.14秒もの大差をつけていました。

セルデン勝者のミカエラ・シフリンは1本目2.23秒差の10位から挽回し6位となりましたが、次回クーシュベルでのレッドビブはマリア・ブレムに渡りました。

冒頭の写真はおなじみ、Aleが送ってくれた長谷川絵美。

4.49秒差、ゴール時点32位、結局41位で2本目に進めませんでした。

セルデンと同じメンバーで臨んだ日本チームのGS2戦目、向川桜子はコースアウト、安藤麻は6.26秒遅れの49位で2本目進出はなりませんでした。

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写真はコースアウト後の向川桜子。

明日はSL。

長谷川絵美が32番、向川桜子が48番スタートです。

さて、そのAleからの「噂情報」では、なにやら男子バルディゼールと女子クーシュベルの開催がピンチの模様。

私は12月2週目の男子バルディゼールGS、SLから撮影を予定しているのですが、雪不足のために、スウェーデンのオーレに「男女とも場所を移して開催するかも」という情報を教えてくれました。

「ひえーーー、もうとっくに日程変更できない飛行機とっちゃったのに・・・」という感じですが、こればっかりはしょうがないですね。

バルディゼールのウェブカメラを確認しましたが、確かに明らかな雪不足。あと約2週間はありますが、このままでは開催は到底無理。(クーシュベルはお隣なので同様でしょう)

こんどの月曜日に「Snow Control」が行われて決定が下るそうなので、日本時間の火曜日ころにはあたふたとスケジュール変更に追われそうです。苦笑

ただし、もしオーレに「移設開催」となれば、男女GS,SLと4レース撮れることになるので、例年女子を撮る機会が少ないのである意味ラッキーかもです。笑 (オーレでやることになれば11日〜14日までで4レースの予定だそうですが順番は不明。女子GS、男子GS、女子SL、男子SLの順でしょうかね。)

下の写真は若手期待の星、高校生の安藤麻選手。次戦オーレ?でもがんばってほしいですね。

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