アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヒルシャー圧勝 W-CUPアルタバディアGS

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マルセル・ヒルシャーがオーレGSから連勝、アルタバディアも昨年から連勝、今季通算4勝目をあげました。

2位のテッド・リゲティには1.45秒もの大差をつけ、もう手をつけられない強さです!

昨シーズンのテッドと立場が逆になりました。

今日の100ポイントで14位のヤンスルに総合でも70ポイント差に詰めました。明日のマドンナで逆転する可能性も高いです。

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滑りの写真はアレッサンドロ・トラパッティさん撮影です。

快晴のアルタバディア、コースはずっと日陰ということもあり、今日は少し寒さを感じました。

1本目と2本目のあいだに例年よりもずいぶんと幅が狭いコースを横滑りで降りましたが、ツルツルに近い、ほどよい引っかかりのある雪質でした。

雪のないなか、人工雪でこれだけのコースをつくりあげたアルタバディアは賞賛に値すると思います。開催への執念が実ったと言えるでしょう。

1本目はスタートを撮りましたが、9時30分、1番スタートのヒルシャーは9時10分にスタートに到着。入念にスタート前の準備をしてレースに臨んでいました。

2本目はほぼ30番スタートですから、スタート前の準備ももはや完全にルーティーン化しているのでしょう。

この勝利のリズムを崩すには1本目で多くの選手が彼を上回るタイムを出さなければなりませんが、ちょっとそれは今のところ可能性は低そうですね。 

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ゴールの写真はマルコ・トラパッティさん撮影です。

次戦は年明けアデルボーデンGSですが、このままヒルシャーの圧倒的な滑りが展開されるのか見物です。

私はまた今日もこれから移動。今度はドライブ3時間、マドンナ・ディ・カンピリオです!

定宿となりつつある、ゴールエリア近くのホテルで美味しい夕食が待ってるので、安全運転で移動します! 

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最後の写真は表彰式。ドロミテの山は雪がなくても迫力があって美しいです。