快晴のザグレブ、2015年最初のレースはミカエラ・シフリンが2位を1.68秒引き離す圧勝で今季3勝目、W-CUP通算12勝目をあげました。
気温はマイナス2℃ほどでしたが、インジェクションがびっしり入ったコースはかたくしまり、エッジの丸いスキーをはいているコース係員の多くが転倒、滑落するほどでした。
さして急でもないスリエーメのコースを腰がひけた係員がこわごわと降りてくるさまはちょっと滑稽でした。笑
と、いう私は最初からスキーを持たずにブーツにアイゼン着用でしたけどね。笑
かたいコースに苦労する選手と、そのかたさを大いに活かした選手との差が大きく出たレースだったと思います。
長谷川絵美選手は1本目の中盤でコースアウト。
写真は1本目、原田彦女子ヘッドコーチとインスペクションする長谷川絵美。
第一計時までの18.55秒はシフリン、ツェッテルに次ぐ3位のタイムだっただけに、悔やまれるレースとなりました。
次のワールドカップは13日のフラッハウ、ナイトレースSLです。おそらくかたくしまったバーンが待っているでしょうから、期待したいですね。
写真は表彰で2位のツェッテルからシャンパンを浴びせられるシフリン。
明日5日はお休みであさって、6日にナイトレースで男子SL第4戦が行われます。
かたいコースとはいえ、少しスキーでできた溝が深い部分もみられた今日のスリエーメ。
男子のレースは今日よりは荒れたコースとなって、大きなミスは一切許されない僅差のレースとなるでしょう。
1本目は湯浅直樹にラップと1秒以内、悪くとも1.5秒以内につけて得意の2本目「大まくり」を期待します!
最後の写真は今年の「Snow Queen」の後ろ姿です!