アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャーまたまた圧勝 W-CUPアデルボーデン

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マルセル・ヒルシャーが2位に1.13秒差つけまたまた圧勝。今季6勝目、W-CUP通算29勝目をあげました。

春のような陽気のアデルボーデン、小雨が舞うときもありましたが、レース開始とともにほぼ雨は止み、なんとかレースは無事に行われました。

インジェクションを打ち込んだバーンもさすがに高温には勝てず、雪面硬化剤をまいてのレースとなりました。

コース内もところどころに茶色い土が顔を出しているところもありましたが、それでもなんとか大きな荒れもなく、地元アデルボーデンの人たちの努力が実った一日でした。

ヒルシャーと総合争いを繰り広げるケティル・ヤンスルは2本目でコースアウト。圧勝したマルセルが100ポイントを獲得し、152ポイント差をつけてトップをキープしました。

GSも2位リゲティに138ポイント差をつけ、「独走」の足固めです。

GSに関しては、完全に昨シーズンと立場が逆転、テッドがヒルシャーの後じんを拝す形となっています。

もう手のつけられないくらいの強さですね。毎回、ヒルシャーが勝って面白くない!と思っているのは私だけではないでしょう。笑

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表彰の写真はマルコ・タッカさん撮影です。

日本の一部の「通」の方々に人気のトーマス・ファナラも16位に沈み、なかなかヒルシャーを脅かす新たな存在が出てきません。

次戦GSは2月の世界選手権をはさんで3月1日のガルミッシュ・パルテンキルヘン。その次がクラニスカ・ゴラで、そのあとはもう最終戦メリベルとなります。

このままヒルシャーの圧勝でGS戦線は終わるのか、世界選手権が流れの変わるレースとなるかもと期待して、ニューカマーの誕生を待ちましょう!

明日はGSコースの下部を使ってのSL。

昨年、湯浅直樹は自身最小ゼッケン、第一シードの11番をつけての出走でしたが、気負いが先行したのか失敗を重ねる悔しいレースとなってしまいました。

前戦ザグレブは腰の痛みにより、「滑りがひどすぎ!」と本人も悔しさを隠しませんでした。昨年の分もまとめて明日はリベンジしてくれることを期待しましょう!

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最後の写真は1本目のインスペクション。コース以外はほとんど雪がなく、アデルボーデンは春のような風景が広がってます。