アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

ステファノ・グロスW-CUP初優勝 アデルボーデンSL

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ステファノ・グロスがワールドカップ初優勝を遂げました。おめでとうございます!

写真は初優勝が決まった瞬間、咆哮するグロス。手前は1本目ラップながら初優勝ならずのフリッツ・ドッファー。

今朝のアデルボーデンは強めの雨。1本目のインスペクションが終わるころには雪に変わりましたが、横殴りの強い雪で視界が悪く、スタートを30分遅らせて1本目は開始されました。

雨が雪になったものの、気温はそれほど下がらず、インジェクションを打ち込んだバーンも雨と降雪には弱く、ゴール前の超急斜面はほとんどのポール脇が「段々掘れ」になってしまいました。

1本目はフリッツ・ドッファーがラップを奪いましたが、2本目で逃げ切れず、ゴールで大の字になって天を仰ぎました。3位にはしっかりマルセル・ヒルシャー。

今日の3位で1本目のゴール近くでコースアウトしたフェリックス・ノイロイターを抜き、SLも種目別トップに立ちました。

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滑りの写真はマルコ・タッカさん撮影です。

湯浅直樹は1本目2.81秒遅れの25位で2本目に進出しましたが、2本目で得意の「大まくり」はならずに、そのまま25位にとまりました。

2本目のインスペクションを終えて、湯浅本人と話をしましたが、

「(1本目の滑り)ださすぎてすいません、次はいきます」と言ってくれました。

しかし、2本目のゴールではストックでゴールマットを叩いて悔しさをあらわにしていました。おそらく2本目も本人に聞けば「さらにださかった」と言うことでしょう。 

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2本目のゴールで顔をしかめる湯浅直樹

しかし、今日の25位、6ポイントがなかったら次戦は第二シード落ちしていた可能性もあるところでした。(もちろん、他選手との兼ね合いがあるので一概には言えませんが)

次戦ウェンゲンは30番ビブで滑ることが濃厚。ワールドカップポイントシードの最終番号からの「大まくり」を期待したいですね。

春のような陽気の今年のアデルボーデンでしたが、なんとかレースは成立。小雪で苦しみながらもなんとかここまでワールドカップを消化できているのは運営側の多大な働きの賜物でしょう。

私はこれから1時間ほどのドライブでアデルボーデンからウェンゲンの定宿、ラウターブルネンのホテルまで移動します。

火曜日からウェンゲン、ラウバーホーンレーネンのダウンヒルトレーニングランが始まりますが、同じ火曜夜にはオーストリアのフラッハウで女子SL第6戦がナイターで行われます。

ザグレブで世界トップクラスの速さの片鱗をみせてくれた長谷川絵美選手に応援をお願いします! 

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最後の写真は表彰台の真ん中でのステファノ・グロス。本当にうれしそうでした。