アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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パトリック・クン初メダル金! 2015ビーバークリーク世界選手権男子DH

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パトリック・クンが世界選手権初メダル、Goldをゲットしました!

 雲が多めの晴れのビーバークリーク、気温も少々高めでしたが絶好の滑降日和となりました。 

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このコース、直近のワールドカップでも勝っている優勝候補、ケティル・ヤンスルは15位に沈み、地元アメリカのトラビス・ガノンが銀、クンの僚友、ベアト・フォイツが銅で、ガノン、フォイツも初の世界選手権メダル獲得となりました。

それにしても、3人ともグラサンかよ・・・って表彰の写真はマルコ撮影です。

今日はコース中盤の撮影ポジション。ちょっとした「デコ」でジャンプするところを狙いました。私はクビットフィエールのジャンプとよく似ているなーと思い、勝手にクビットフィエールジャンプと名付けました笑。

ここはターンの外側なので大きなマットの後ろにいないと撮影許可がおりない場所で、総勢14人ものカメラマンが集まりました。

そのうち、キヤノンは9人、ニコンは5人。おおかたのプロの両社の使用割合と合致してました。笑

銀のトラビスは最近のキッツビュール、ウェンゲンではふるいませんでしたが、さすがはサンタカテリナでワールドカップ初優勝をとげ、ビーバークリークでも5位だった実力を大舞台で発揮してみせました。すばらしい銀メダルでした。

一方、アルペン王国オーストリアはソチ金メダリスト、マティアス・マイヤーの12位が最高で、惨敗を喫しました。

こうなるとライヘルトのスーパーG金がいっそう輝きを増しますが、明日のスーパーコンビはマルセル・ヒルシャーが金メダルを狙って滑るでしょう。今日のオーストリアの雪辱を晴らすか?注目です! 

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ゴールの万歳もマルコ撮影です。