アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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湯浅直樹FEC白馬SL優勝

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FEC(ファーイーストカップ)白馬カンダハーCUP、SLは湯浅直樹フィンランドのメリー・ソペラが優勝しました。

今朝は強風の影響で停電もあった白馬でしたが、陽がのぼるにつれ徐々に天候は回復していき、青空も広がりました。

1本目はスロベニアのマティック・スクベがラップ。彼はシュラトミングSLで29位、世界選手権は20位で、過去ワールドカップ最高順位は12位の選手です。

2位に中村舜、そして3位に湯浅直樹がつけました。湯浅とスクベは0.48秒差。

コースは気温が高く湿った非常に軟らかい雪で、第一シードからすでにポール脇は深く掘れ、なかばモーグルコースのようになってしまいました。

2本目も同様にコースは荒れましたが、28番スタートの湯浅直樹が30番スタートのスクベを100分の2秒かわして逆転勝利。中村舜は堂々の3位に入りました。 

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一方、女子は1本目長谷川絵美がラップ。ソペラとは0.97秒の差がありましたが2本目で逆転をくらい、2位。湯浅とは逆で0.02秒差で勝利を逃しました。 

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 今日の男子はオーストリア4人、スロベニア1人、スウェーデン1人、フィンランド1人、チェコ1人、ロシア5人、韓国8人、中国1人と久々に国際色豊かなレースとなりました。

昨年あたりから「FECは好ポイントを獲得できる」と海外選手が参戦をしてくるようになりましたが、ながらく日本と韓国人だけで戦っていたファーイーストカップが、ようやく本来のコンチネンタルカップらしくなったなという感です。

明日も同じように男女のSLが行われます。

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最後の写真は女子優勝のメリー・ソペラ。