アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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テッド・リゲティ4度目のセルデン制覇 W-CUP開幕戦

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テッド・リゲティが昨年の雪辱を果たし、開幕戦の定位置、セルデン表彰台の中央に四たび立ちました。

2位には実力者、トーマス・ファナラ。またあと一歩で初優勝を逃しました。これでワールドカップ3回目の2位。今日のテッドとの差はわずかに0.15秒。初優勝はもう目の前です。

そして3位にヒルシャーが入り、しっかり60ポイントを獲得しました。勝てなくても表彰台を逃さないところがマルセルのマルセルたる所以とでも言えるでしょうか。今季の総合5連覇に向けて、「順調」なスタートを切ったと言えるでしょう。 

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写真は2本目のトーマス・ファナラ。

そして39番スタートから6位に入ったローランド・ライツインガー、2本目はトーマス・ファナラを0.52秒上回るラップタイムでした。

2本目5番スタートだったとは言え、ラップタイムを叩き出すのはそれ相応の実力がなければ難しいことです。

 

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昨年のオーレGSでワールドカップ初順位21位を記録し、今日が2回目のワールドカップ順位獲得でしたが、「アルペン王国」オーストリアにようやくヒルシャーに次ぐ若手のホープが登場したと言えるかもしれません。次のレース、ビーバークリークのGSにも注目です。

日本チームはセルデン初出場の成田秀将は7.69秒送れの53位、石井智也は昨年に続きコースアウトで2本目に進めませんでした。

日本でJsportsをご覧になっていたみなさん、明は2人の滑りをどう評価していましたでしょうか。

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写真は石井智也のインスペクション。2年連続でのコースアウトは残念でした。

タイムだけ見ると、厳しい差かと思います。また次のレースでこの経験が活きるように2人にはトレーニングに励んで欲しいと思います。

次のワールドカップは来月14、15日のレビSLです! 

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最後の写真はGiovani撮影の表彰台3人です。それではまた来月!