アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー連勝 W-CUPバルディゼールGS

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快晴に恵まれたバルディゼール、今季GSの第3戦は前戦ビーバークリークに続き王者マルセル・ヒルシャーが完勝。GSだけでなく、総合争いでもスビンダルを抜いてトップに立ちました。

「ミスターGS」テッド・リゲティは1本目精彩を欠いた滑りで2.83秒遅れの42位に沈み、2本目進出なりませんでした。ビーバークリークの転倒の影響でもあるのかとちょっと心配になるほどです。次戦、アルタバディアで巻き返しなるか注目です。

2位にはフェリックス・ノイロイター、3位に地元フランスのビクトール・ジャンデ・ミュッフェ、ビーバークリーク2位に続き2戦連続で表彰台をゲットし、ヒルシャーの対抗馬に名乗りを挙げました。

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写真は表彰式後、地元観客の声援に応えるミュッフェ。

年に一度のバルディゼール、ベルバルデの急斜面コースですが、その急斜面のなかでも様々に複雑にねじれた斜面変化があり、さらに今年もインジェクションが効いてツルツルな箇所もチラホラで、あらためてこのコースでGSを戦う選手に敬意を表したい気持ちになりました。

そんな難攻不落のベルバルデに日本から唯一人挑んだ石井智也ですが、撮影後の後ろ姿を見る限りでも軽やかに動いていて、自分の力を出せた滑りだったのではないかと感じました。

ほんとうに、本当に惜しくも100分の1秒差で2本目進出を逃しましたが、トップのヒルシャーと2.22秒差は評価できるタイム差なのではないでしょうか。 

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次戦はアルタバディア。GSの聖地、グラン・リサで再び自分の持てる力を発揮して欲しいと思います。

おなじみGiovaniから長谷川絵美選手の写真も送られてきました。 

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4.21秒遅れの47位で2本目に進めず。セルデン、アスペンとGSは順位を獲ってきただけに残念でした。

またそのオーレの女子ワールドカップGSですが、ミカエラ・シフリンが早朝の練習で転倒し欠場。大事ないといいのですが、心配です。

追記:彼女自身のfbによれば、右ひざに装具をしてベッドに腰かけている自身の写真がアップされており、MRI検査の結果待ちとのこと。ほんとに軽傷だといいのですが。

レースはリンゼイ・ボンが勝利。GSでの勝利は2013年1月マリボル以来で、これでワールドカップ通算71勝目。

ステンマルクの86勝まであと15となりました。今季はあといくつ勝つのか、彼女の快進撃は止まりそうもありません。

さて、明日は男子SLの「開幕戦」。王者ヒルシャーは相変わらず絶好調のようですが、クリストッファーセンが今日の雪辱を晴らすか、湯浅直樹が上位に食い込む滑りをみせるか、楽しみに迎えたいと思います! 日本からも熱い応援よろしくお願いします!

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最後の写真は難攻不落ベルバルデを背にして勝者3人の表彰式。