アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー今季SL初V W-CUPサンタカテリナ

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マルセル・ヒルシャーが今季SL3戦目にして初勝利をあげました。

今朝の気温はマイナス10℃。久々に寒い思いをしての撮影でした。

サンタカテリナは初めてのコースでしたが、2本目の始めだけコース後半に陽が差すくらいで、一日を通してほとんど日陰。

間違いなく寒さに強いはずの友人のフランス人、オーストリア人カメラマンたちも両手をふりふり、寒さをこらえながらの撮影でした。

コースはカリカリ、ツルツルで気温が低いため、選手が滑るたびにピカピカに磨かれていきました。

硬いコースを得意とする湯浅直樹にとってはまたとないチャンスでしたが、旗門をまたいでコースアウト。

第二中間計時のタイムを見ると、1本目30位以内には残れそうなタイムだったので、非常に残念です。

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ワールドカップ初出場の中村舜もゴールできず。しかし、私の見えている範囲では動きは悪くなかったように思います。この経験をぜひ次に活かして欲しいと思います。

成田秀将は5.52秒遅れの47位で2本目に進めず。見えた範囲では少し腰が落ちて、そのせいかスキーの方向付けができずに身体を左右に大きく降ってポールをクリアせざるを得ないような状況でした。

彼の次のレースはアデルボーデンGS。痩せた尾根の複雑怪奇なねじれや斜面変化のあるコースです。なんとか攻略してゴールラインを切ってほしいと思います。

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上の写真は2本目ゴール前のアレクサンダー・コロシロフ。この写真からも寒さを感じていただけるでしょう。

2本目の開始前にはコース上でヒルシャーチームに帯同している安食さんと立ち話。

ヒルシャーは(前のレースで1秒以上はなされた)クリストッファーセンのこと、何か話したりするの?」という問いに、

「マルセルは次元の違うレベルです。クリストッファーセンのことを気にしたりするようなことは全くないでしょう。まだまだ余裕があって、勝負どころではないという感じです。彼が本気を出したらこんなものではないです。」と教えてくれました。(要約)

ワールドカップ出場経験のある安食さんに「次元が違う」といわしめるヒルシャー、今日は2本目で少し本気を出して勝ちにきたということでしょうか。

ここまでSLは2位、2位、1位。

エンジン全開となった彼の滑りはいつになったら見られるのか、楽しみでもありますね。

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今日はこれからインスブルック近くの友人宅まで安全運転で移動します。では、また土曜日に!