アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー金 小山陽平42位 サンモリッツ世界選手権 男子GS

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 曇天のサンモリッツ、男子GSを制したのはマルセル・ヒルシャーでした。

 2位には22番スタート、オーストリア第4の男、ローランド・ライツインガー、そして銅メダルはラルフ・クリスチャン・ハルゲン。

 今季好調のパンテュローをはじめとするフランスGS部隊及び、イタリアGS部隊は一人も表彰台に上がれませんでした。

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 硬く氷結した箇所もいくつか見られ、幾度もの斜面変化に振られたセット、多くの選手が対応に苦労していました。

 世界選手権初出場の小山陽平は60番スタートから1本目5.19秒遅れの53位。

 コーチによれば、ちょっと完走を目指した消極的な滑りだったようですが、小雪舞い視界が悪くなった2本目は順位を上げ、トータルで42位、結果を残して終えました。

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 ゴール後、彼の話を聞く機会はありませんでしたが、何とか自分の中で得るものがあるといいなと思います。

 今日も無事に撮影を終えて、アパートに戻りましたが、間一髪の経験をしました。

 2本目のインスペクションに合わせてスイスのロイック・メイラッド選手とリフトに乗っていたところ、

 「シュルシュルッ!」と細い大蛇のようなものが前方から迫ってきてリフトのフードに「バカーン」と大きな音を立てて激突。

 また「シュルシュルッ!」と音を立てて後方に落ちて行きました。

 私とメイラッドは「ウオーーー」と大声を出してびっくり! 

 リフトのフードのおかげで体に当たることなく無事でした。

 どうやら2本目インスペクション開始前の航空ショーばりの飛行機が低空飛行でテレビの空中ケーブルを引っ掛けたらしく、それが風に流れてリフトケーブルに絡まり落ちてきたようでした。

 復旧は思いの外早く、15分程度でリフトは運転再開しましたが、ハーネスをつけた作業員が必死に鉄塔に登って、絡まったケーブルを除去していなければもっと2本目のスタート時間は遅れていたでしょう。 

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 写真は停止したリフトから。下でケーブルを片つける人が見えます。

 飛行機6機?はそのまま、逃げるように中途半端な航空ショーで去って行きました。あー、危なかった。

 何せ、私たちの2つ前の搬機にはマルセル・ヒルシャーも乗っていましたからね。ドローン落下といい、思いもよらぬことがあるので、さらに明日以降も注意して撮影に臨みます!

 明日は清澤恵美子、安藤麻両選手の出場する女子SLです!

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 追記:ケーブル引っ掛け事故の詳細は、現地には来ていませんが、田草川さんが東京からYouTubeのリンクを紹介してくれています。Replay Ski Racing のFacebookをごらんください。

 

追記2:明日の男子SL予選のスタートリストにイビッツァ・コステリッチの名前があります。ウェンゲンコンビで引退したはずなのですが・・・。

もちろん小山陽平も出場。予選通過すれば4日連続でのレースとなりますが、若いから大丈夫でしょうね。