アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー51勝 W-CUPアデルボーデン

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一昨日のクロアチアザグレブから約900km西に移動、スイスのアデルボーデンで行われたGS第5戦はまたもやマルセル・ヒルシャーが勝利しました。

これでアルベルト・トンバさんのワールドカップ通算50勝を抜き、歴代単独3位となりオーストリアの偉大な先輩、ヘルマン・マイヤーの54勝にあと3勝と迫る51勝目です。

1本目は2位クリストッファーセンに0.11秒差でトップに立ち、2本目もほんのわずかにその差を広げ、0.17秒差で逃げ切りました。

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上の写真は2本目のゴールで珍しく安堵の表情のマルセル。ゴール前の超絶急斜面で危なかったようですね。

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それでも勝ってしまうマルセル、もう誰も止めることができません。彼自身のミスでさえも、彼を止めることはできないのですから。

上の写真は超絶急斜面に入る手前のマルセル。

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彼の両脇はヘンリック・クリストッファーセンとアレクシス・パンテュロー。それぞれ0.17秒と0.21秒差とわずかな差ではありますが、こうして並んだ姿を見ても、大差のように感じてしまいます。

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68番スタートの大越龍之介はコース後半でコースアウト。平昌オリンピックの「選考レース」を仮にウェンゲン終了時点までとするならば、GSでの出場は望みを断たれました。

SLは残り、アデルボーデンとウェンゲンの2戦、もしSLがシュラトミングまで「選考レース」となればキッツビュールを加えて4戦です。(28日にガルミッシュGSがあります)

明日は何としても今日の雪辱を果たして欲しいと思います。

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今日の観客は主催者発表で3万1000人。好天に恵まれ大勢のアルペンスキーファンでスタンドはいっぱいでした。

今日はクロアチアのお隣、スロベニアのクラニスカ・ゴラでも女子GSが行われ、こちらもまたまたミカエラ・シフリンが優勝。ワールドカップ通算39勝目をあげました。

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34番スタートの長谷川絵美は+4.66秒の44位で2本目に進めず。

写真は下の安藤麻もマルコ・トラバッティさん撮影です。

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麻は+5.32秒で51位に終わりました。

女子も平昌オリンピックの「選考レース」を男子ウェンゲン終了と同時期の今月15日とするならば、GSでの出場は2人とも可能性はなくなりました。

よって、(「選考レース」期限を15日とするなら)全日本選手権でGS優勝した石川晴菜がSAJからJOCに日本代表選手として推薦されることになります。

今月のGSのワールドカップは23日のクローンプラッツと27日のレンツァハイデの2戦、SLは明日のクラニスカ・ゴラとフラッハウ、28日のレンツァハイデの3戦です。

明日は長谷川には何としても2本目に残って成績を出して欲しいと思います。

そして今季は未だ成績のない湯浅にも明日は2本目進出を期待します!