アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー52勝 湯浅直樹2本目コースアウト W-CUPアデルボーデン

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マルセル・ヒルシャーが昨日に続き勝利し、アデルボーデン制覇、ワールドカップ通算52勝目をあげました。

今日も昨日同様、気温が高く春のようで、グローブも必要なく素手でカメラを持てるほどでした。

10時30分開始の1本目、インジェクションが打ち込まれたピステもワールドカップ選手のエッジングで徐々に掘れが目立ちはじめ、ビブの大きな選手の上位進出は難しい状況となりました。

ラップのマルセルに2位ミヒャエル・マットは+0.25秒、3位アンドレ・ミューラーは0.44秒差につけました。

湯浅直樹はゴール時点で、完走者中最下位の+3.90秒。

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「あー、今日もだめかー」と思われた皆さんも多かったと思います。私もそのタイム差を携帯で確認して、FISのライブタイミングを閉じてポケットにしまいました。

しかし、その後、40番以降のビブで30番以内に入ったのは43番のドミニク・スティーレただ一人。

コースの荒れに救われた形で今季初めて28位で2本目に進出しました。

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53番スタートの大越龍之介は+6.13秒の50位で2本目進出はなりませんでした。写真はゴール前の超絶急斜面をインスペクションする大越龍之介。

2本目はゴールエリアで湯浅の今季初ワールドカップポイント獲得の瞬間を写真におさめようと待ちましたが、急斜面の入り口でポールに入りきれずにコースアウト。

今日もノーポイントに終わりました。

今日のレース終了時点のワールドカップスターティングリストは28位。

次戦ウェンゲンもノーポイントに終わると30位以内陥落もありえます。

4年前のソチオリンピックのシーズンに右足かかとを骨折したウェンゲン、その前にも靭帯断裂かと思われた転倒もあり、決して湯浅にとってゲンのいいコースとは言えませんが、なんとかスターティングリスト30番以内に踏みとどまる順位を獲得して欲しいと思います。

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上の写真はゴールの瞬間、必死に左手を伸ばすマルセル・ヒルシャー。毎戦、表彰台の中央に立つ彼も余裕をもって勝利を手にしている訳ではないということを、この写真から感じていただけたら幸いです。

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このまま、今月中にヘルマン・マイヤーの54勝に並び、あっさりと抜き去るのではないかと思わせるアデルボーデンのマルセル・ヒルシャーでした。

また今日はクラニスカ・ゴラで女子SLも行われ、またまたまたミカエラ・シフリンが1本目で2位に1.47秒の大差をつけ圧勝。こちらはワールドカップ通算40勝目です。

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そして安藤麻が1本目+5.59秒の29位で開幕戦セルデンに続き、今季2度目の2本目進出を果たしました。

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2本目は10位のタイムで合計23位。セルデン25位を上回り自己最高位となりました。写真はマルコ・トラバッティさん撮影の2本目ゴールでの安藤麻。

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長谷川絵美は+8.34秒の48位。

清澤恵美子はコースアウトに終わりました。

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女子の次戦は9日火曜日のナイトレース、フラッハウSLです。(日本時間は10日の午前2時、1本目スタートです)

私はこれから車で小一時間、ウェンゲンの麓、ラウターブルネンまで移動します。

ウェンゲンの火曜日は降雪予報。トレーニングラン1回目は水曜以降になりそうです。日本からは須貝龍が出場予定。金曜日のアルペンコンバインドでの30位以内に期待しましょう。