アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

マルセル・ヒルシャー54勝 W-CUPシュラトミング

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マルセル・ヒルシャーがワールドカップ通算54勝目をあげました。

これで母国オーストリアのレジェンド、ヘルマン・マイヤーと並び、通算勝利数でインゲマルク・ステンマルクに次ぐ2位タイとなりました。

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勝利を決めた瞬間、マルセルは自らの胸を叩いて誇らしげに吠えてみせました。

2本ともにラップタイムの完勝。

多くの選手がハマった2本目スタート直後のトラップも何事もなかったのように滑り、異次元のパフォーマンスを今日も見せてくれました。

記念すべき54勝目を見事な滑りで掴み取ったマルセル、もう誰も彼を止めることはできません。

ただ、少し残念なのはその記念すべきレースでクリストッファーセンの滑走中に観客から雪玉が投げ入れられたこと。

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ヘンリックはゴール後、テレビカメラに向かい抗議、またオーストリアのコーチ陣に自らも雪玉を投げ入れ抗議しました。

心無い観客がいるのは残念ですね。

ヘンリックも記者会見で「オーストリアはホームゲレンデもあるし好きなところだが、ほんのわずかの観客には残念だ」と大人の発言でした。

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3位には2日前に続きダニエル・ユーレ。表彰台の顔ぶれも2日前と同じでした。

大越龍之介は2日前から2番早く48番スタートでしたが、ゴール目前でポールに入りきれずにコースアウト。

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キッツビュールではかなり緊張して普段の滑りができなかったようですが、今日はどうだったのでしょう。

これで完全に平昌オリンピック出場の道は絶たれました。

次のレースは週末のガルミッシュGS。普段の自分の力を存分に発揮して滑りきって欲しいと思います。

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大越が滑る頃にはスタンドの観客はまばらになりますが、コースサイドの熱心な観客はその場を離れることなく滑りを見つめていました。

これで、ザグレブから始まった今月の撮影も終了。

毎度のことですが、終わってみれば長いようで短い3週間でした。

私は明日、チューリッヒに移動します。それでは、おやすみなさい。